シニア世代のトイレリフォームのおすすめポイント
65歳以上が高齢者と言われても、まだまだ元気で「ピンと来ない」という方がほとんどなのではないでしょうか。文部科学省の調査によれば、高齢者の体力は年々向上し70歳代では15年間で5歳若返っているとか。一方で、80才以上では要介護認定率が3割を超えるというデータもあり、将来に備えるリフォームという視点が重要視されてきています。今回の記事ではシニア世代のトイレリフォームのおすすめポイントをまとめています。
目次
シニア世代のトイレリフォームの4つのおすすめポイント
- 移動のしやすさと転倒防止
- 手すりの設置とその効果
- ゆとりある広さのトイレの設計
- 温水洗浄便座
シニア世代がトイレリフォームをするときにおすすめできるポイントが4つあります。
安全配慮:トイレ内の移動のしやすさと転倒防止
まずは、「トイレへの移動のしやすさ」「転倒を防ぐ」などの安全配慮を考えましょう。具体的にはドア入り口の入退室に伴う「段差」の解消、和式便器ならば洋式便器への取り替え、手すりの取り付けが基本になってきます。
今必要ない場合でも、手すりが後から取り付けられるように、下地を入れておくと、手すりが必要になった時に役立ちます。
また、家庭内での事故については「段差につまづいての転倒」が挙げられます。この場合、転倒の元になるのはドア入り口の段差です。
他にも和式トイレは、膝や腰に負担をかけるため、高齢者にとっては使いにくいと感じることが多いです。
一方、洋式トイレは座るだけの簡単な動作で利用でき、高齢者にとっては使いやすいと言えます。
手すりの設置とその効果
健康な人にとっても、足腰が痛い時、風邪をひいてふらついた時などに体を支えるものとしてあると便利ですよね。手すりは転倒防止になる強力な器具のひとつです。
家族誰もが使う場面がありますので、まずは便器横に手すりをつけてみましょう。
「縦手すり」は立ち座りを、「横手すり」は伝い歩きや座る姿勢を安定させるのに有効です。
注意点としては、手すりを設置する箇所に十分な強度の手すりを設置ができるのか?といった検討が必要です。
例えば強度がない無い壁面に設置すると、経年劣化で体重を支えられず使用中に転倒してしまうなどの危険も考えられるからです。
ゆとりある広さのトイレの設計
また、杖などの補助器具や、車いすでのトイレ利用に備えてゆとりある広さを持ち、使いやすい器具を選んでおきましょう。横から腰をかがめて介助するスペースとしては便器の横に(人がいられる幅)500mm以上の範囲があると良いです。
温水洗浄便座
高齢者向けのトイレのリフォームにおいて、温水洗浄便座の導入は、快適性と衛生面の向上に大きく寄与します。特に高齢者にとっては、自己清潔を保つための重要なツールとなります。
温水洗浄便座は、その名の通り、温水でユーザーを洗浄する機能を持つ便座です。これにより、トイレットペーパーを使うことなく、清潔に保つことができます。また、便座が暖かいため、寒い季節でも快適にトイレを利用することができます。
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