リフォーム工事に使える「こどもみらい住宅支援事業」の補助金について解説
先日、クレアストが「こどもみらい住宅支援事業」に事業者登録されたという話をお伝えしました。
今回改めてお家のリフォームを考えているお客様へ向けて「こどもみらい住宅支援事業」の補助金について解説いたします。
結論をいうと「使わないともったいない補助金」です。
補助金の名前に「こども」と名はついていますが、リフォーム工事をするならどんな世帯のお客様でも補助金の対象になりますので、名前の時点で調べるのをやめてしまうひとが意外と多くいるようです。
この補助金、条件によっては「最大60万円」が受けられて大変お得ですので、注意しておきたい点や、ざっくりとした概要についてまとめていきます。ぜひご検討ください。
※注文住宅の新築・既存の分譲マンション購入でも利用できますが、このページではリフォームに焦点を当てて解説しています。
目次
「こどもみらい住宅支援事業」の補助金はどんなもの?
「こどもみらい住宅支援事業」とは、断熱リフォームやエコ住宅設備などの設置に対して給付される制度になっています。
どんな世帯でも申請が可能で、条件として子育て世帯・若者夫婦世帯には金額がUPする優遇があります。
クレアストはこどもみらい住宅支援事業の事業者に登録されています
この「こどもみらい住宅支援事業」は登録された事業者でなければ利用することができませんが、クレアストはすでに登録を済ませてありますので安心してご相談くださいませ。
- 注文住宅の新築
- リフォーム工事
※クレアストではリフォーム工事全般の補助金利用だけではなく、「注文住宅の新築」でも対応することができます。
基本30万円・条件を満たすと補助金額がアップ
一番先に気になるのは「自分は対象になるの?」という点ですよね。リフォーム工事でこの「こどもみらい住宅支援事業」補助金を利用する場合、全世帯のお客様が対象になります。
冒頭でも触れましたが「こども」ということばがついていても、バリアフリーの対応や、昨今北海道の夏も暑くなるので、エアコンの取付などもこの補助金でカバーしていく目的があるからですね。
主に使ってもらいたいのは子育て世帯・若者夫婦と位置づけられてはいるものの、環境に配慮したリフォームはどんどんしてもらいたいという方針が見えてきます。
そのためどんな方でも基本は「30万円」までリフォームでの補助金が該当します。
そのうえで、子育て世帯・若者夫婦の場合は優遇措置で金額があがります。
ここで用語の確認!
子育て世帯 | 申請時点において、2003年4月2日以降に出生した子を有する世帯 |
若者夫婦世帯 | 申請時点において夫婦であり、いずれかが1981年4月2日以降に生まれた |
それではさらに細かい条件の確認をしていきましょう。
「こどもみらい住宅支援事業」の対象期間内の工事内容でリフォームする世帯が最低条件になっています。
一戸当たり最大30万円給付され、さらに、安心R住宅を自宅として購入してリフォームする場合は45万円にアップ、さらに、以下の世帯の自宅をリフォームする場合は補助金額がアップという塩梅で、条件をクリアすると金額があがります。
もしご自身がどのくらい当てはまるか?など気になる場合は一度クレアストへお電話くださいませ。
補助金上限額
全世帯 | 子育て・若者夫婦世帯 | ||
---|---|---|---|
自宅をリフォーム | 安心R住宅購入 | 45万円 | 45万円 |
既存住宅購入 | 30万円 | 60万円 | |
上記以外 | 30万円 | 45万円 | |
自宅以外をリフォーム | 30万円 | 30万円 |
※安心R住宅購入、既存住宅購入などには条件があるので、要確認
対象となるリフォームはどんなもの?
・期間
対象となる工事は、
工事請負契約書:
令和3年11月26日~令和4年10月31日までにリフォーム工事請負契約書を交わし、令和4年10月31日までに完成するものになります。
補助金の申請が令和4年3月から開始(終わりは10月31日予定)
専門の書類を作成したり難しそう・・・面倒なのでは?
ご不安になる必要はありません。
基本的にリフォーム会社側である我々クレアストが申請するタイプのもののため、お客様に書類作成などの負担が増えることはありません。還元金額は、クレアストから最終的にご請求させていただく金額から差し引きを行うかたちになります。
必須リフォーム工事:どれかを含んでいることが条件
「こどもみらい住宅支援事業」の補助金が決まる内容ですが、基本的に「必須」とされている工事のうちひとつを選ぶことがスタートとなります。
「必須リフォーム工事」は今回の「こどもみらい住宅支援事業」での補助金を利用するために必須としているリフォーム工事内容となっております。(1)~(3)のどれかをひとつ含んで申請する形になります。
また、この補助金を申請するとき、合計で「最低5万円以上の補助金利用」が条件になっていますので注意が必要です。
項目 | 内容 | 補助額の一例 |
(1)開口部の断熱改修 | ガラス、窓の内窓、外窓、ドアの交換など 開閉部分のリフォーム | 1.4m²以上のドア交換:32,000円/箇所 |
(2)外壁・屋根・天井または床の断熱改修 | 床断熱など断熱に関する改修を 指定の商品で行うこと | 床の部分断熱リフォーム:30,000円/戸 |
(3)エコ住宅設備の設置 | 太陽光発電や高断熱浴槽・節水型トイレなど エコに関したリフォーム | 太陽熱利用システム:24,000円/戸 |
また、補助金の上限内なら次の(4)~(8)の「任意リフォーム」を追加することができます。
つまり、施工したい工事に、必須工事(1)〜(3)のいずれかが該当していれば、任意工事(4)〜(8)も組み合わせて、補助金を上限額いっぱい利用できるということです。
では「任意リフォーム」のリストも確認していきましょう。
任意リフォーム工事:追加で組合わせできるリフォーム
必須リフォーム工事のうち、ひとつを満たしているのであれば「補助金の上限内」で下記のリフォーム工事を追加で申請することが可能です。
例えば、30万円まで使えるお客様が、「必須リフォーム」で18万円分利用した場合、あと残りの12万円分「任意リフォーム」を追加できるということです。
項目 | 内容 | 補助額の一例 |
(4)子育て対応改修 | 家事負担軽減に資するもの。 食洗機・浴室乾燥機・宅配ボックス | ビルトイン食器洗機 19,000円/戸 |
(5)耐震改修 | 旧耐震基準により建築された住宅を、 現行の耐震基準に適合させる工事を 対象とします。 | 150,000円/戸 |
(6)バリアフリー改修 | 手すりの設置や段差の解消 ・ホームエレベーターの新設とか | 段差解消:1戸/6,000円 |
(7)空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 | エアコンの取付 | 3.6kW 以上のエアコン/24,000円 |
(8)リフォーム瑕疵保険等への加入 | 対象期間内の 住宅瑕疵担保責任保険法人が取り扱うリフォーム瑕疵保険 | 7,000円/契約 |
■まとめ
最後にざっくりとおさらいをしていきましょう。
💡「こどもみらい住宅支援事業」はリフォーム工事に利用するなら誰でも申請が可能です。
💡「こどもみらい住宅支援事業」に認定登録したリフォーム会社しか使えませんが、クレアストは登録済みですのでご安心ください。
💡リフォームに使う費用30万円が補助され、条件によっては最大60万円まで使うことができます。
💡最大60万円など子育て世帯・若者夫婦の場合は優遇措置があります。
💡令和3年11月26日~令和4年10月31日までにリフォーム工事請負契約書を交わし、令和4年10月31日までに完成するものが条件になります。
💡対象期間の工事内容によって補助金額が変わります。
💡リフォーム工事は組み合わせのなかに、必須工事を含んでいなければなりません。
💡必須工事は(1)開口部の断熱改修(2)外壁・屋根・天井または床の断熱改修(3)エコ住宅設備の設置。
補助金の上限内ならば任意で(4)子育て対応改修(5)耐震改修(6)バリアフリー改修(7)空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置(8)リフォーム瑕疵保険等への加入
を追加することができます。
以上となっておりますが、もし、もっと詳しい内容や自分の家をリフォームする場合はどんな組み合わせがお得なのか?うまく補助金を活用する方法などぜひお電話くださいませ。
最後に:注文住宅でも対応可能
クレアストではリフォーム以外にも注文住宅の新築でも「こどもみらい住宅支援事業」の補助金を取得することができます。
金額は大きく、
- ZEH住宅:100万円まで
- 高い省エネ性能等を有する住宅:80万円まで
- 一定の省エネ性能を有する住宅:60万円まで
となっています。リフォーム・注文住宅いずれにしろ補助金の利用を検討しているのでしたら一度クレアストへお問い合わせください。
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